高額な1人暮らしの初期費用を10万円以上安くする方法

1人暮らし

こんにちは、やまとです。

この記事は

『1人暮らしを始めたいけど、どれくらいお金がかかるか分からない』

『1人暮らしの初期費用を安くしたい』

『家賃交渉って実際できるの?』

と思っている方におすすめの記事です。

この記事を読むと

  • 1人暮らしをする際にかかる費用の一覧
  • 初期費用を安く抑える具体的な方法

といったことが分かります。

初期費用の総額

最初に初期費用の総額をお伝えします。

ズバリ『40万~60万』です。

ズバリじゃないじゃんと思われましたよね。ごめんなさい。

家賃、引っ越し距離、買い揃える家具によって大きく前後します。

相場としては『家賃の6~7か月分』程度です。

初期費用の内訳

ざっくり分けると以下の3つに分類できます。

  1. 部屋を借りるための初期費用
  2. 引越し費用
  3. 生活用品の購入費用

それぞれの中身を解説していきます。

部屋を借りるための初期費用

これは主に賃貸契約をする際に不動産会社に支払うものです。

契約内容によって異なりますが、ざっくり以下の項目になります。

簡単な説明と相場を書いていきます。

敷金

契約中に大家さんが借主から一時的に預かるお金です。

家賃の未払いや退去時の修繕費用として使われます。

ですので、仮に何もなければ退去時に返金されます。

相場は家賃の0~1か月程度です。かからない場合もあります。

礼金

大家さんに対して部屋を貸してくれるお礼として払うお金です。

『家賃をこれから払う客なのになんでお礼を払わなきゃなの?』と思うかもしれません。

その通りですよね。もちろん返金もありません。

相場は家賃の1~2か月程度です。これも敷金と同じでかからない場合もあります。

仲介手数料

契約を行った不動産会社に支払う手数料です。

不動産会社がそれぞれ設定しています。

相場は家賃の0~1か月程度です。

前家賃

契約時に事前に支払う家賃のことです。

一般的には『入居月の残り日数分の家賃』と『翌月の1か月分の家賃』を足した額になります。

ただし契約日から家賃か発生する場合もあるので注意が必要です。

保証会社手数料

家賃の支払いを代行してくれる会社に払う手数料のことです。

相場は家賃の0.5~1か月分です。

火災保険料

火災保険とは火災や地震が起きた際、建物や部屋の中のものがうけた被害に対して保証をしてくれるものです。

相場は一年契約で4,000円~10,000円です。

鍵交換費

これはその名の通り、鍵を新しくするためにかかる費用のことです。

相場は10,000円~20,000円です。

まとめると

敷金家賃0~1か月分
礼金家賃1~2か月分
仲介手数料家賃0~1か月分
前家賃入居月の残り日数と翌月家賃
保証会社手数料家賃0.5~1か月分
火災保険料4,000円~10,000円
鍵交換費10,000円~20,000円

このようになります。例を挙げると

【家賃:5万円 】【入居日:3月27日 】

敷金0~50,000円
礼金50,000~100,000円
仲介手数料0~50,000円
前家賃6,450+50,000=56,450円
保証会社手数料25,000~50,000円
火災保険料4,000~10,000円
鍵交換費10,000円~20,000円

意外とかかりますよね。安くする具体的な方法は後で説明します。

引っ越し費用

引っ越し費用に関しては時期、距離、地域によって全く異なるのであえてここでは明示しません。

引っ越し見積もりサイトで検索してみてください。

生活用品の購入費用

家具家電やその他日用品の購入費用です。

実家では当たり前にあった物も、1人暮らしをするとなれば最低限買い揃える必要があります。

相場では15万~20万円程度です。

ここまで読んで高いなと感じる人が多いと思います。

私も高い!と感じていました。

でも、安心してください。これらには全て安くする方法があるんです。

次の章でその具体的な方法を書いていきます。

初期費用を抑える具体的な方法

部屋を借りるときにかかる初期費用を抑える方法

相見積もりをとる。

部屋を借りるときは複数の不動産屋で見積もりをとりましょう。

『えっ!アパートって1つの不動産屋が管理してるんじゃないの?』と思われるかもしれません。

実は同じアパートでも複数の不動産屋から借りれます。

特定の不動産屋でしか借りられないケースもありますが非常に稀です。

よって、より安く貸してくれる不動産屋さんで借りるべきなのです。

交渉をする

上述したように相見積もりをとったら不動産屋で交渉をしましょう。

例えば仲介手数料がA社では10万円、B社では5万円だったとします。

そこでA社にB社の見積書を持っていき『B社は5万円と言っている。これより安くしてほしい』と伝えると言った具合です。

これなら、交渉のハードルも低いと思います。

契約時期をずらす

2月~4月の転勤、就職、入学の時期からずらして契約しましょう。

この時期はアパート需要が高いため交渉がしにくいです。

大家さんは空室にすることが一番の痛手だと考えています。

ですので、新生活の時期を過ぎても売れ残った部屋があれば、なんとしても借主を見つけたいと考えています。

そのため交渉がしやすいです。

また、引越し業者にかかる費用も安くなるため二重の効果があると言えます。

ただし、そもそも貸し残った部屋から選ぶため選択肢は少なくなります。

部屋のこだわりが強い人にはむかない方法になります。

引越し費用を抑える方法

複数の引越し業者で相見積もりをとる

部屋を借りるときと一緒です。

複数の引越し業者から見積もりをとって安い方を選択しましょう。

『引越し侍』といった一括見積サイトといった便利なサービスを利用するという方法もあります。

個人に直接頼む

『えっ!知り合いに引越しやってくれる人なんていないよ』と思った方、安心してください。

ネットに便利なサービスがあります。『くらしのマーケット』『ジモティ』がおすすめです。

引越しをやってくれる個人が登録してあり、地域ごとに検索が可能です。

業者ではないので格安になります。

自力で行う

結局これが一番安いです。大きな車を持っている人はそれを使って自力で引越しましょう。

ただし、荷物量によっては1人で行うには限界があるので友人、家族に頼みましょう。

手伝ってもらったら全力で感謝しましょう。

また、大きな車がない場合は軽トラをレンタルする方法もあります。

生活用品の購入費用を抑える方法

家具家電付きの部屋を借りる

これは転勤が多い方や年数が決まっている学生の方にオススメです。

基本のセットは『冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、ベット』であることが多いです。

引越しする際に大きな家具家電を運ぶ必要がなくなるため引っ越し費用も抑えることが可能です。

中古品を購入する

ネット型でも店舗型でも中古品の家具家電は多く出品されています。

特に2月~4月は種類が豊富です。

意外ときれいなものが多いので、特にこだわりがない方にはオススメです。

まとめ

1人暮らしには高額な資金が必要になります。

ですが少しだけ工夫して手間をかければ安くすることは可能です。

1つ1つは少額でも積み重なれば大きな額になります。

手間を惜しまずに費用を抑えることで、浮いたお金を趣味や将来のための資金に回しましょう。

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